学士(工学)の100kmランニング

一度も運動経験ないけど2ヶ月で累計100km走った。

コンセプト

最近工事現場での仕事があり、体の動かし方マジわかんなくて困惑した、なんとなく身体性のこと考えたい気持ちもあったので走ることにした。最近「とりあえず」みたいなことを考えてて、磯崎新はこれを「テンタティヴ」と呼んでいる。必然性の無さみたいなことがまあある種68年以降的な問題として語られるのだけどまだあんまり腑に落ちていない。結構普遍的な問題じゃない???まあとにかく走るにしてもあまりにも運動経験がなかったのでとりあえずインターネットの力借りた。

 

要点はだいたい以下の3点に絞られる、

  • 無理しない、マジで無理しない
  • 遅くてよい、6~7min/kmくらいでよい
  • 土を走る方が膝に良い、水を飲む

 

まあなんとなく分かった、下の2つは結構無視した(しかし全然守ったほうが良かった)。東京砂漠のダートコースは結構面倒で、ジョギング中級者による熾烈なマウンティングを受けて最悪だったので一度しか行ってない、あとは全部一般の道で頑張ってた。アスファルトのこと考えながら走ってたわけだけど、日本のアスファルト産業は外交でミスって輸入が止まりそうなときに秋田で油田出てきたり戦後賠償で接収済みだった設備機器朝鮮特需で返ってきたり、結構奇跡的に成功してきたらしい、という話読んだ。

日本アスファルト物語

日本アスファルト物語

  • 作者:池田 英一
  • 発売日: 1981/09/25
  • メディア: 単行本
 

 社史好きな人、人生に飽きすぎてると思う。

 

所感

水はめっちゃ飲んだ方がよい。夕方走るとして昼飯食った後くらいからいつもより頑張って水摂取しないと、一回調子乗って水あんま飲まないで行ったときありえん脇腹痛くなってヤバかった。一回脇腹痛くなるとその日はもうダメ、のんびりインターバルとっても戻らないし、無理に走ると足首捻ったりするから即刻やめた方が良いっぽい。マジで無理はしない。無理すると身体的にあんまいいことない。精神も多少無理しても大丈夫と思ってたけどやめた方がいいかもしれない。

あと、土アスファルト論争は多分どっちでも良くて、本当はもちろん土の方がいい訳だけど多分ダートコース競争熾烈だし走るのあんまり楽しくない、無理をしない方がよいので。

そういえば走り始めてからめちゃくちゃ腹立つようになった、まじ無意味かもしれない。アスリートのメンタルマネジメントみたいな意味不明な記事たまに流れてくるけどマッチポンプじゃない?

 

身体性と余裕

今結構な二日酔いなんだけど、思考と肉体がめちゃくちゃ一致している感じする。単に余裕ないからだろうけど、手仕事するより考えをまとめる感じの作業のほうが進む感じある。でも走っている時あんまりこういう実感出てこない、普通に運動が激しすぎるからだと思う。普段どんだけ曖昧な思考してるんだ?二日酔いのときめっちゃアクチュアルな思考出来てる気するけどいつもは結構図式的に考えてしまっているということもできる。

 

展望

100kmくらいじゃマジなんも分からん、だいたい7kmで週に2,3回だったので100kmとかすぐ辿り着く。あと記録用のスマホ持って走るのめちゃくちゃ邪魔なので何か考えたい。あとバトンみたいにして持って走るとリレー感出るけど別にリレーしたことないしテンションあんまり上がらないし携帯邪魔だし百害あって一利なしっぽい。

あと夏は暑い。