2022年観た162本の映画から何かしら選定した
さすがに今年は少ないな〜と思いながら数えたら平気で160とかあって衝撃だった、でもB級が少ないのは何かの反映かもしれない。それではどうぞ。
1/2 象は静かに座っている
1/5 マジック・マイク
マジック・マイクXXLがよくて観てみたかった前編、どちらも好きだけどもこっちは最後やっぱりめちゃくちゃソダーバーグだな、、、いや別に嫌いとか気に食わないとか村上春樹が許せないとかそういうのではないんだけど
1/25 ばるぼら
観た時かなり印象悪かったけど色味が気に食わない以外は良かったのでは?と思えてきた
1/30 桜桃の味
ナイス・ルイ・アームストロング賞
2/11 黒いオルフェ
2/15 ルームロンダリング
池田エライザさんを持て余している日本社会にいつも怒っている人間、おれ
2/21 一人息子
戦前の小津はそれなり、、と思っていたがこれは好きだった。キアロスタミが観まくってそう
2/22 ジョン・F・ドノヴァンの死と生
The Death and Life of~となっているのがよくわかって良かった、単なるアハ体験だったのか、?
2/26 ダムネーション/天罰
3/5 王女メディア
なんて素晴らしい映画なんだ、、、と思って行くとこまで行き着いてボローニャまでパゾリーニ展を観に行った年だった
3/20 たぶん悪魔が
めちゃくちゃだ、、、〜が現代に似ている、という言説は全て、同じ見方をしている人間が通時的に推移しつつも一定数いるということに過ぎないということがわかってきた、今年は自分の中で大文字の歴史の葬式を終えることができたので良かった
3/26 ポーラX
もうこれ以上ないな、、、
4/11 大都会/ビッグ・シティ
4/30 ZAPPA
最高、これの映画に関して読書感想文的な感想は全て見なかったことにしたので今年は気分がいいです
5/8 パリ13区
5/15 お茶漬けの味
こういうの、、こう言うのがいいんだよ、、小津のなかでかなり異色な構成という感じがした
5/18 恋の秋
6/13 灼熱
6/26 終電車
6/26 突然炎のごとく
異常な濃度の映画だ、、
7/14 逃げ去る恋
ドワネルものに近代家族の問題が含まれていることに気づいたので評価が爆上がりした
7/17 フェイシズ
これ今年観た中で一番だったかもしれない、多分今年というのが肝
8/16 裸の島
誰かの当時のインタビューで面白かったみた映画が〜みたいなんで気になって調べたら全く知らなかったが絶対観た方がいいやつじゃん!!!ってなってみた
8/19 東京暮色
8/21 革命前夜
全部描いてしまったという感じがする
8/25 ブルジョワジーの秘かな愉しみ
8/28 アメリカン・スリープオーバー
8/29 シェイム/SHAME
9/20 ディナーラッシュ
10/13 夜の人々
10/22 アスファルト
イザベル・ユペールがめちゃくちゃ好き
11/14 王国(あるいはその家について)
12/17 逆転のトライアングル
研究室でめっちゃ評判が良かったので観てみた、娯楽に振っているのでThe Squareより相当いいなと思う
実は今年も大艦巨砲主義だったのでは?最近はもう学生だったり研究員だったりゲストだったり市民だったり移民だったりブルジョワだったり最貧民層だったりあるいは旅行者だったり、自分の立ち位置がわからなくなっている、というより孤独が優っているので帰った時どうしたもんかナ、と思っているところもある。しかしどこに帰るべき場所はそこまで残っていないということもわかっているんだよな〜漱石を読むといつもそこが問題に思えてきて、彼が日本語で作品を書くということが文学の世界でどれだけ重要な前提なのか思い知りました。それではみなさんよいお年をお迎えください。