日記:空間図式とかたち

最近あったこといろいろある

 

原美術館行った

無くなるので行った、あの場所はやはり大崎から行くのが良くて御殿山通りを登るとマジで山の手みたいな気持ちになる、モダニズムと丘の関係とか考えるけど、地形と特定の建築種の関係を考えるの意外としたことない。住宅と斜面地くらいはやったことある、あと都市と地形の関係はまあ普通にある。でも住宅、とくに専用住宅は社会制度として成り立っている部分をあまり考えたことがないので近現代史と一緒に制度として考えたい、というのを来年やる勉強会のテーマの一つとして考えている。とかく勉強会を組織的にやりたくて、それはなぜかというと弊学の人間がマジありえん勉強しないからで、自分の知識や認識を社会化、歴史化することなしに学問はありえないと思う、当たり前じゃない??まあそんなこと言っても別に卒業できるし修了もできる、でもこれは制度の問題とかでは全然なく、単に問題のある個人が集まっている、という方が正確である。自分もそこまで勉強してるわけではないし、人の頭を使って考えたいので組織的に勉強することにしようと思っている。

とかなんとか考えながら展示を観て庭を見ながらぼんやりしていたら隣にあったピアノが自動演奏だったらしく突然鳴り出してマジ焦った、10分くらい前からピアノは止まっていたので部屋にいた人たち誰もピアノが鳴るものだと思っていなかったらしく、というかおれも鳴るとは思っていなかったので焦ったのだが、急にみんな鳴りだしたピアノの周り集まってきて囲まれた。ああやって突然場の中心になる経験面白くて、あの心地悪さは空間の大きさに関係ないけど形には関係がある、とかピアノから流れてくる月の光聴きながら思ってた。

 

・部屋の模様替えした

部屋のレイアウト全部左右逆転させた。まだあんま影響ない、でも改めて本棚を増設する必要があることは分かった。空間の認識に影響があると面白いかなと思ったが長期的に効果が分かるっぽい。家具など長期荷重を局所的にかけておくのは配慮されていない構造体に良いことではないので、なるべく均等に本を展開したい。あと部屋の空間図式に奥が発生したので、バランスが良くなってきた感じはする。2020年後半のテーマはバランスということになった。