自動車事故死

ここ5、6年くらい絶望的に寝起きが悪いので起き上がる前に何か書いたりするかという気になってきた。あと無計画につらつら文章書くの苦手になってて脳の面白いことを考える部分が衰退しているので雑に書き飛ばす習慣でもつけるかとも思う。

タイトルと内容が関係なくてよかったと思うけども原作があるらしい。(しかし未許諾らしい)イタリア映画かなり好きっぽくて、でもイタリア映画が好きというよりフェリーニベルトルッチが好きみたいな感じだと思う、というかベルトルッチに関してはマーロンブランド好きというだけだったけどラストエンペラーとか暗殺の森も好きだった。作家性が謎なのがいい。だいたい作家性みたいなの単なる通貨に近いジェネリック評価軸なので最悪だと思う。そういえば最近ジェネリック医薬品って「ジェネリック」な医薬品なんだなって再認識した。相関主義ですか?とかく『郵便配達は二度ベルを鳴らす』が異常に分かりやすく疲弊した気分に染み渡る優しい詐欺みたいな作用あって微妙だった、映画はよかった。これも『シャッターアイランド』も『ドッグイートドッグ』も『パラサイト』も途中でプロット全部分かってしまったけどそれでも最後まで引き受ける謎の責任感みたいなの無くなった、しかし最後まで引き受けることもできるようになった。よくわかりませんが。ちなみに今更Talking book聴いてます。超ファンキー。やっぱりアメリカとヨーロッパで車の表象としての価値って違う気がしてて、特に移動手段としての列車と対置させてみると、まあそういう感じだと思う。ヨーロッパだと列車は制度であり車は自由みたいな、雑ですが。『昼下がりの情事』の列車と『カサブランカ』の飛行機のシーンて似てるよなと思ってて、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』のラストも『軽蔑』のプロットになんかしら影響あるんだろうな、というか時代的にはもっと脈絡あるんだろうな。自動車の事故死ってめちゃめちゃ映画的な表象だと思う。知らんけど。